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「慶応四年新撰組近藤勇始末」、「慶応四年新撰組隊士伝」著者、あさくらゆうが書いているブログです。 *なお、画像の無断使用、本来の意図と関係ない部分をツギハギして論争に使用することを固くお断り申し上げます。
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15日
 とうとう原発について報道規制が入りました。上空の撮影する報道はありません。緊急事態の数値のため(あくまでも建物正門前)、情報規制が入っています。

 第3号機は特に毒性の強いプルサーマルなもので、その関係もあるのでしょう。これ自体は自民党政権時代の話でどうとも言えませんが、ともあれ、現場のスタッフは死を賭して活動されております。無事を祈っております。

 こうしたなか、報道規制が逆作用を起こし、かつ放射能が東京に飛来したとのニュースが流れたため、多くの特番でその対策が報じられました。一番強調されていたのはマスクです。でも風邪予防には良いかも知れませんが現時点で到達している量はホンの微量です。

 意地悪な言い方をすれば温泉でラジウム温泉に行かれた方はいないのでしょうか?放射線がお湯に溶け込んでいる、そうした入浴もされていることを考えてください。

 そしてガソリンです。荒川区内のガソリンスタンドの多くが閉店しております。ギリギリあったとしても1時間以上は並ばなければ入れられないようです。

 こうして加熱報道があるため、仕方なく駐輪場に停めてあるスクーターのうち、1台を自宅に格納しました。もう1台は混合燃料なので盗まれる必要がないので残してあります。こんな時期だから盗みやすい構造の車、バイクは危険です。 

 それにしてもスクランブルで起こされることが多く、余震も報道されていない「震度0」について体へダメージが与えられているようで、体調不良になっています。

 特に22:40ころに起きた東海地震では東京では震度3でした。ここでTVでは加熱報道が開始されました。TVを観るだけでも疲れます。

 なので久々に唯一普通の放送をしているテレビ東京の「なんでも鑑定団」を震災以来、取り溜めた番組も観ないなか、数日ぶりにはじめて観ました。観ておりませんが、22:00よりフジテレビでもドラマの最終回を流したり、日本テレビでも明石家さんまの番組を放送したりと、ややこしくなっています。

 私はさすがに眠らなければと、安定剤を飲んで横になりました。


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 前回の記事で私の地域は停電から免れたことはお伝えいたしました。

 しかし、帰宅して停電が実施されていたことを知りました。

 私が一番ショックを受けたのが行方市でした。昨晩ようやく電気が点いたところに再度計画停電です。下手をするとこの計画停電を知らなかった方もいたと思われますので、再度電気が不通になったとパニックになったかと不安になった方がいらっしゃったかも知れません。東京電力、苛斂誅求し過ぎています。ちなみに行方市は現在でも上下水道は復旧しておりません。荒川区が対象とならなかった反面、お世話になっている行方の方々が停電する……心に錘が乗せられる気持ちで涙が出る思いです。

21:00、行方市商工会のIさんからお電話をいただきました。私の方から掛けた際は話中(つまり抑制中&圏外)だったからでしょうが、Iさんの携帯には着信履歴が残ったようで、お話いたしました。法眼寺のご住職と違い、行方市の状況を熟知しなければならない立場の方でしたのでお聞きしますと、かなりの建物に被害があったそうです。塀も崩れたり、商店のガラスは破壊される等、私の地域よりも震度が高かったことがわかります。そしてひとりの犠牲者が出たことは悲しい気分になります。

 で、いま行方市が困っていることを1点に絞って申しますが、

ガソリンが不足しています

 鹿島鉄道もないいま、唯一の交通手段は自家用車となっている訳です。ガソリンの枯渇は活動不能の状況に陥り、復興の障害となります。かねてよりブログで申しておりますが、ライフラインとなっております国道6号線はこうした地域へ物資を運ぶ重要な路線です。どうか流通関係の車を優先できるように、物見遊山のような感覚で国道を使うことは控えましょう。特に東京は輪番停電のために自動車通勤が増えたと言います。その際、国道を使うと(特に千葉県以北)流通関係の車の障害となります。計画的にJR、私鉄から運行計画、時刻を確認して乗車されることを祈念いたします。帰宅難民の方におかれましても大変なご苦労とは存じますが、やはりライフラインを失っている地域を優先していただけるよう、どうかよろしくお願い申し上げます。


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 正直申しましてストレスフルの状態が続いています。

 13日の糞爺(東京電力の副社長)の発言から一夜明け、14日の輪番停電の話題が東京では話題になりました。

 結論から言えば、JR東日本(JR東海は除く)、私鉄各線の努力によって第1~4グループについての輪番停電は回避されました。

 ただし、14時ころから第5グループは停電します、と強調する番組が多く報じられ、15時ころより当荒川区該当地域ではアナウンスが流れます。ただし、音声が割れて聞きづらい状況です。

 で、第5グループは17:00に停電開始時間が延長され、この地域の住民は弄ばれています。TVでは停電を宣言する報道が多く為され、昨日の糞爺の発言に上回り、東京都知事の発言にもかなりキレました。というより、蓮ホウ大臣が協力を申し出ている映像が流れた際、我が都知事は椅子にふんぞり返って高飛車なモノ言いをしていました。こんな非常事態では少しでも対応を間違えれば反感を買いやすいことを感じていないのだろうか?その後の「天罰」会見。宮古の方々が、陸前高田の方々が、そして被災を受けた方々が本当に悪いのか?常識で考えていただきたい。この報道が被災地に届いていないことを祈るのみです。当然今度の知事選挙の投票対象から私の範疇で消えたことは間違いありません。

 すでに当地域のお店はコンビニも含めてすべて12:00をもって閉店しております。当該地域はパチンコ店が多いのですが外資系以外のパチンコ店はすべて閉店しています。外資系もさすがにバツが悪かったのか、12:00で閉店したそうです。

 で、国と糞爺に弄ばれてストレスフルになっていることもあり、もし停電になったのならその光景を報告しようと迷惑のかからない場所へ移動して、区境(反対側は東京電力の社宅があるので停電対象ではありません)で荒川区側の信号を凝視しました。


17:00、普段は用いない時報が警報されました。すでに警官が5~7名交差点で待機しておりましたが、当地域は停電を回避されました。ちなみに右側はガソリンスタンドですが、正午の時点で売切閉店に追い込まれたようです。

 この後、うな万さんは営業しているそうですので、停電エリアを避けて移動しました。自動車の量は普段より少なめです。


 その途中にあった倒壊寸前の建物です。どうも重い室外機を屋上に載せ過ぎたようなので鉄骨が負けて隣の工場で辛うじて支えられている状態です。奥にある狂い咲きの桜の花がなにか重い空気を与えられてしまいます。

 で、途中、コンビニに寄りました。書籍の流通は普通でしたが、お菓子、インスタント食品等はすべて売切。牛乳ももちろん品切れです。しかし、TVの煽りだということが解る証拠にヨーグルトドリンク、コーヒー牛乳なんかは残っています。私は豆乳を購入しました。弁当もミートソースのみがポツンと残っていました。

 うな万さんに到着しました。うな万さんも店へ到着するまで大変だったそうです。まず電車が来ない。居住地は鴻巣ですので高崎線が来ない。正午ころに電車が高崎を発車したとの情報が入り、早めに情報を入手したことでお店まで来れたそうです。ちなみにうな万さんの地域も輪番停電の対象地域外です(居住地は対象地区)。

 ここで食事とともにTVを観ておりました。輪番停電よりも原発のニュースが主に流され、私の居住地域は停電が回避されたことが解りました。このときは輪番停電した地域があることを知りませんでしたので、店で安堵いたしました。私もストレスフルを解消することもあり、うな万のご主人と歓談し、19:00に辞去。

 帰りがけに対象地域外のスーパーに寄ります。車が溢れかえっております。きょうは昨日よりもの凄い…。閉店直前の状態です。牛乳はおろか、スポーツドリンクさえも殆どありません。どこからか不良在庫を見つけたのか、ずいぶん前に販売されたらしきスポーツドリンクが残っており、それを購入。やはりTVに踊らされていることがありありで、牛乳は跡形もありませんが豆乳は普通に残っています。ここでも豆乳を購入。

で、さきほど拙宅近所のスーパーが再開しているのを見つけました。どうやら閉店中に補充されたようで、ここでは普通に牛乳が購入できました(それでも補充量は普段の半分)。生鮮品も若干補充されており、インスタントでない限り不自由はしません。

 こうして帰途につきました。

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 震災から4日目に突入しております。被災者におかれましてはお見舞い申し上げます。

 私の方にもいくつも安否確認のお電話をいただいております。感謝を述べたい気持ちでいっぱいです。

 ただ、東京はTVとネットで踊らされている環境下にあります。被災地の情報を流していると思ったら2日前だったり、話が180度反転したりと…。現地では火事場泥棒が頻発しているようでうが、東京では話を伺ってはおりません。

 ただ、14日の混乱を起した「輪番停電」については言っておきたい。

 13日の報道で東京電力の糞爺の言い方、あれはない。

「荒川区の一部は対象なんですけどもね♪」

 こんな感じの言い回しをしていた。電力量が足りなくなって誰かが犠牲になるのは仕方がない。しかし、物の言い様があるだろう。あれでは

他の区は大事だけど荒川区はどうなっても言いんだ!

 という採り方の出来る発言だったからなおさら怒りがきた。

 この私の怒りは当然区長も感じたようだ。なにしろ近所だから私が停電なら区長宅も停電になる。そしてその理由も上記のような理由に聞こえるような見解だったからなおさらです。当然区長は今回の停電の相談を受けていない。なので東京電力にかなりのクレームを入れたようです。

 結論で言うと、我が荒川区だけではないことが判明した。言い方は悪いですが、荒川区がクレームをしたから分散した訳ではありません。クレームを入れる前から他の区も対象になっていたのです。荒川区を悪者にしようとした感じがして本当に怒り心頭です。

 そして怖いのは流言蜚語。実は大正以前、京成電鉄の施設の際、藍染川沿いに作られたことを知る人は少ないでしょう(藍染川は現在暗渠)。というよりこの藍染川自体が人工河川なのです。

 明治期、不忍池から王子に至るまで流れる愛染川の氾濫を防ぐため、当時の政府の感覚で、当地域の氾濫を防ぐため、当時の荒川区民(当時は北豊島郡三河島村)は犠牲になってもらおう!といって河川が開削された経緯がある。それを思い出しました。

 その事情を知るものは少ないですが、ひどいものですと差別問題みたいな話が出る可能性もあり、閉口しています。

 要は、今回対象となった荒川区町屋、および東尾久当該地域には昭和50年代まで旭電化という大工場があり、電力供給を同社から提供されていた時代がある地域ということなのです。ですから東京電力のシステムに若干違う部分があるのです。

 そうしたことを報道しないで彼の糞爺は差別的発言によって多くの荒川区住民の怒りを与えただけでなく、他地域におかれては荒川区が巻き添えにしたと採られるような状況を醸成しました。

 こうしたことは非常に困ります。

 あと、TVで煽っている食料品等の買出し。東京は確かに東日本地域の流通にダメージを受けてはいますが、西日本、あるいは上越方面の流通は失っておりません。ですから関西のメーカーの商品は買いだめしてもキチンと入荷されます。牛乳も同様で、現在北海道の流通経路を失っておりますが、すでに栃木県へのインフラは進んでおります。けっこう東京で販売される牛乳は千葉、および栃木の牛乳が多いので、そんなに慌てる必要はないのです。生鮮品もスーパーなら東海、上越、西日本方面から仕入れることも可能なので無理する必要はないし、第一、トイレットペーパーを生産してるのは富士市等、静岡県です。

 こうした東京都民が慌てることで本来困っている茨城県のような実際に被災が深刻な地域に物資がいかないことを懸念しています。地域によっては未だに水道の復旧がないそうです。そして一番重要なのがガソリン・軽油です。正直いって、興味本位で茨城に行くことは控えましょう。不要に自動車を唯一のライフラインとなっている国道6号線を使うのはやめましょう。流通で通行する車を優先で通しましょう。水戸までインフラが進めば、一番深刻な被害を受けた北茨城地域の流通に役立ちます。

 こうしてまだ私がネットで日記を書けることを幸せと感じ、被災された方々に早く幸福が訪れることを祈念いたします。


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11日
11:00、起床。昨日はなかなか眠れなかった割には首の痛みが和らいでいます。助かります。

14:45、ようやく「千葉の名灸」翻刻終了!!長かった……。これで後顧の憂いなく京都へ旅立てます……が、

14:50ころ、地震!!!嫌な予感がしたので立って棚を押さえていたのですが、

一気に激揺れ!棚が危ない!!!!

 必至に棚を押さえます。棚が前後に揺れてます!棚には100冊以上のファイル!中段には30㎏超のTV。安全な位置にいるかどうかわからない母親に「上に気をつけて!!」と声を掛けます。部屋にいてよかった。場合によっては危なかった(汗)これに縦揺れがあれば私は圧死していたでしょう。逆に今回の地震の際に部屋にいたことが不幸中の幸いで、いなければ100㎏超の棚が崩壊して、反対側の壁面、棚を破壊して、パソコンも挫滅。しばらくは再起不能の状態になっていました…。
 
 で、こういう時は余震があるので油断はできません。奥尻地震で聞いていたのでそのときのことを思い出して母親に油断しないように伝えます。一応私も部屋に待機しています。

15:15、余震!!!

 振り返れば、さきほどの地震よりは緩やかだったとは思いますが、それでも必至で棚を抑えました。再度不幸中の幸いなのですが、棚にファイルが思いっきり詰まっておりますので、詰りすぎているために落下しないで済んだことも幸いの要因でした。

 これから震度1~3の余震が10~30分おきに断続的に起きています。たぶんこういうときは電話はダメなので思い出したのは現在開いているWEB画面です。MIXIなら情報が伝えられる!

 これ以降、主にMIXIを中心に伝言を入れました。交通網情報を主に入れました。東京地域だけでもネット環境はあるでしょうから、少しでも情報を入手して帰途につける方がいるかもしれない!

 こんな感じで日中を過しました。

 夜になって落ち着いてきましたので地震酔いで気分も悪くなりましたので整形で治療を受けました。その帰りがけに街を見るといくつもの、特に火を使う飲食店を中心に閉店に追い込まれておりました。ファミレスも火災が遭ったらしく閉店に追い込まれて漆黒の闇になっていました。周囲のビルも壁面が割れ、歩道を超え、車道に破片が散乱しておりました。私の住む建物でも玄関で大きな亀裂が発生しておりました。



 これ以降、山南忌参加を予定していたこともあり、急遽中止を決め、ホテル、そして運良く田野さんの電話が繋がってお詫びを申し上げました。

 深夜、就寝したかったのですが、なかなか寝付けません。30~60分おきに余震もあり、3:00までには気絶状態で就寝いたしました。


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