震災から４日目に突入しております。被災者におかれましてはお見舞い申し上げます。

　私の方にもいくつも安否確認のお電話をいただいております。感謝を述べたい気持ちでいっぱいです。

　ただ、東京はTVとネットで踊らされている環境下にあります。被災地の情報を流していると思ったら２日前だったり、話が180度反転したりと…。現地では火事場泥棒が頻発しているようでうが、東京では話を伺ってはおりません。

　ただ、14日の混乱を起した「輪番停電」については言っておきたい。

　13日の報道で東京電力の糞爺の言い方、あれはない。

「荒川区の一部は対象なんですけどもね♪」

　こんな感じの言い回しをしていた。電力量が足りなくなって誰かが犠牲になるのは仕方がない。しかし、物の言い様があるだろう。あれでは

他の区は大事だけど荒川区はどうなっても言いんだ！

　という採り方の出来る発言だったからなおさら怒りがきた。

　この私の怒りは当然区長も感じたようだ。なにしろ近所だから私が停電なら区長宅も停電になる。そしてその理由も上記のような理由に聞こえるような見解だったからなおさらです。当然区長は今回の停電の相談を受けていない。なので東京電力にかなりのクレームを入れたようです。

　結論で言うと、我が荒川区だけではないことが判明した。言い方は悪いですが、荒川区がクレームをしたから分散した訳ではありません。クレームを入れる前から他の区も対象になっていたのです。荒川区を悪者にしようとした感じがして本当に怒り心頭です。

　そして怖いのは流言蜚語。実は大正以前、京成電鉄の施設の際、藍染川沿いに作られたことを知る人は少ないでしょう（藍染川は現在暗渠）。というよりこの藍染川自体が人工河川なのです。

　明治期、不忍池から王子に至るまで流れる愛染川の氾濫を防ぐため、当時の政府の感覚で、当地域の氾濫を防ぐため、当時の荒川区民（当時は北豊島郡三河島村）は犠牲になってもらおう！といって河川が開削された経緯がある。それを思い出しました。

　その事情を知るものは少ないですが、ひどいものですと差別問題みたいな話が出る可能性もあり、閉口しています。

　要は、今回対象となった荒川区町屋、および東尾久当該地域には昭和50年代まで旭電化という大工場があり、電力供給を同社から提供されていた時代がある地域ということなのです。ですから東京電力のシステムに若干違う部分があるのです。

　そうしたことを報道しないで彼の糞爺は差別的発言によって多くの荒川区住民の怒りを与えただけでなく、他地域におかれては荒川区が巻き添えにしたと採られるような状況を醸成しました。

　こうしたことは非常に困ります。

　あと、TVで煽っている食料品等の買出し。東京は確かに東日本地域の流通にダメージを受けてはいますが、西日本、あるいは上越方面の流通は失っておりません。ですから関西のメーカーの商品は買いだめしてもキチンと入荷されます。牛乳も同様で、現在北海道の流通経路を失っておりますが、すでに栃木県へのインフラは進んでおります。けっこう東京で販売される牛乳は千葉、および栃木の牛乳が多いので、そんなに慌てる必要はないのです。生鮮品もスーパーなら東海、上越、西日本方面から仕入れることも可能なので無理する必要はないし、第一、トイレットペーパーを生産してるのは富士市等、静岡県です。

　こうした東京都民が慌てることで本来困っている茨城県のような実際に被災が深刻な地域に物資がいかないことを懸念しています。地域によっては未だに水道の復旧がないそうです。そして一番重要なのがガソリン・軽油です。正直いって、興味本位で茨城に行くことは控えましょう。不要に自動車を唯一のライフラインとなっている国道６号線を使うのはやめましょう。流通で通行する車を優先で通しましょう。水戸までインフラが進めば、一番深刻な被害を受けた北茨城地域の流通に役立ちます。

　こうしてまだ私がネットで日記を書けることを幸せと感じ、被災された方々に早く幸福が訪れることを祈念いたします。


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