起床時間がまた朝に戻りました。

　ニュースは相変わらず原発。現場スタッフの努力が目に見えるように進展しています。放射能の恐怖と戦いながら、誰しもが「見えない敵」を相手に戦っているのですから、挙国一致でなければいけません。

　そうしたなか、巨人軍のオーナーさまが「なんでお上がそんなこと言う」とか、「交流戦も考えねば…」とパリーグに対して恫喝が入る始末。まぁ正直者といえばそうなのですが、計画停電で苦しむ方々をまったく理解していない。田舎でない、交通量がある道路が漆黒の闇になることを考えたことがあるだろうか？

　「千葉の名灸」60回まで終了。旧字を新字にしたりする作業や、新聞掲載時に太字にしているものを強調したりと、細かい作業を要しています。文字潰れをスルーしてましたが、今回はすべて想定される文字を挿入します。

　で、どうしても足りないものもあり、午後から国会図書館目指してベスパ号を疾走させました。放射能の一件もありますので、今回はマスク着用。眼鏡は曇りますが、喉が少し楽です。行きの途中でガソリンが予備タンク分のみに！帰りは空いているスタンドがあることを祈ります。

　また、緊迫している関係で永田町近辺にはいつも以上に警官が配備されています。テロを警戒しているのでしょう。いまは緊急事態ですから。

15:30、国会図書館到着。意外に人がいるのに驚きました。もちろんこんな時間に行きますのでターゲットは決まっています。マイクロを請求して、中身を閲覧せずに複写請求。それと補足史料の補充。いくつもあってどこまでマクロにするか考慮しています。

　なお、この時期、国会図書館も節電のためにエレベーターが１基停止しています。また検索機も減らされております。もちろん平日も17:00までに短縮されています。マニュアルがないのか、直接音声で閉館を知らせています。さすがに国の機関だけあって震災の損害は微小に済んだようです。

16:50、珍しくコピー失敗もあって遅くなりました。外はチラホラ雨。でも殆ど体を濡らすことなく疾走。小石川のGSが偶然開店していることに気づき、運良く並ばずに給油。客との会話を盗み聞きすると、GSも大変なようで、基本的にガソリンの補充は高速のSAのGSを優先するのだそうで、その余りが都内のGSに来るとか。本当に運が良かったようで、私が給油を終わると車が３台くらい並んでました。

　で、寄り道するにも寒いので家の近所までそのまま疾走。そういえばセリーグで揉めている東京ドームは室内照明等も消えているように見えて自粛ムードがありました。巨人だけです。我侭なのは。また、馴染みの白山の店も震災の影響で昼のみの営業という貼り紙がされておりました。東京も被害を受けています。

17:40、近所のスーパーに。見ると閉店の案内が。この建物に残るのは２店舗のみか？７店舗あるうち５店が今月中に撤退です。で、このスーパーにはほうれん草がありました。どこにいっても放射能まみれなんですから迷わずに購入。そして帰宅。

18:31、いつもより１分早く停電！寒い！布団に入っても寒い！思わずガスストーブと友達に。暗い蝋燭のなか、避難所の方よりはかなり恩恵を受けてますが、多分ロングランが影響しているのでしょう。調子が悪いです。

　そしてこの日は一番ショッキングなニュースが。金町浄水場の水が放射能に汚染されていたという報道です。

　第一発電所第３号機はプルサーマルですから超毒性の中性子線が東京を侵食している結果なのですが、それを隠しているから出るのは当たり前。逆に大きく報道したため、買占めがまたもや勃発！もう全員被爆者です。慌てる必要はありません。江戸っ子が放射能を怖がってはいけません。お国が決めたのですから仕方ありません。嫌なら海外逃亡してください。

　こんな沈むニュースが多いのは悲しいものです。

　でも、コチラもそれで諦めてはいられないので26日に新潟行きを決意！JRに運転状況を確認。15回くらい掛けてやっと繋がりました。電話して正解です。本数削減されてますので行ったら乗れなかったでは済みません。失敗すると帰れません。なんとか計画もたち、準備OK。あとは成果次第です。

　歴史作家は後ろ向きだけではダメ。釣洋一氏のように前にズンズン進める感覚を見習い、頑張りたいと思います。


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